優待銘柄って、初心者にもオススメ?
優待内容ってどうやって調べるの?
いつ買えば損しない?
こんにちは、トモゾウです。
僕が10年前にはじめて買った株は、たまたま好きなお店の優待割引券がもらえました。
それをとてもお得に感じ、そこから「優待銘柄ガチホ投資術」を実践していました。
そんな僕が、まとめて解説していきます。
株初心者にこそ、優待銘柄はオススメ
株主優待とは
企業から「うちの株を保有してくれてありがとう」といったかんじで、投資家に贈りものをする制度です。
その企業の自社製品や優待割引券、カタログギフトやクオカードだったりと、優待内容は企業によってさまざまです。
上場企業のうち1/3ほどの企業が、株主優待を実施しています。
ちなみにこのような制度は、日本独自のものだそうです。
優待銘柄はなぜ初心者にオススメなのか
まず分かりやすく特典がもらえるので、単純にうれしいし、株式投資が楽しくなります。
つぎに、そもそも株主優待を実施している時点で、その銘柄はほぼ「バリュー株」です。
「グロース株」にくらべ、あまり値動きが激しくないため、初心者でも長く持ち続けやすいです。
また株主優待が魅力的であるほど、それ目当てで株を保有する人が多くなります。
それは株価の下支えをしてくれる働きになります。
もし〇〇ショックのようなものがきて日本株全体が下がっても、優待銘柄のばあい、優待があるかぎりは株を保有し続けるという人が一定数のこります。
つまり、株価が下がりにくい、もしくは下がっても回復が早いことが期待できます。
自分の精神的にも「少しくらい下がっても株主優待でカバーできるからOK」と、ガチホしやすくなるのでゆっくり上昇を待てます。
優待銘柄選びのコツ
分散をこころがける
たとえば、食事の優待券めあてに飲食業の株ばかり買いあつめてしまうと、コロナ禍のときのように特定の業界が深刻なダメージを受けたとき、資産をリスクにさらすことになります。
優待銘柄の中でも、業種がちがうものどうしを保有するようにしましょう。
自分が欲しくて、使える優待品をもらう
利回りの高さだけで優待を考えてしまうと、自分では使わないものをもらってしまったりします。
これではけっきょく利回りゼロですよね。
優待銘柄の探し方
まずは好きな企業の銘柄情報を見よう
今回はスマホアプリの「SBI証券 株」を使って、じっさいに優待銘柄を探してみます。
※SBI証券の口座を持っていないとアプリを使うことはできません。まだの方はコチラから。
例えば、「マクドナルドによく行くから、株主優待があるかどうか調べてみよう」となったとします。
「銘柄検索」から目当ての企業の名前を入力します。
「その他」から「株主優待」を選択します。
すると、株主優待が実施されている企業の場合、優待情報がイメージ付きで見ることができます。
マクドナルドのばあい、優待は年2回あり、優待内容は「優待食事券」が100株保有で1冊分もらえるみたいです。
雑誌やブログから情報を集めよう
本屋に行けば、たいてい雑誌コーナーに優待銘柄を紹介したムック本がおいてあります。
また、僕がはじめたころは、有名株ブログの「みきまるの優待バリュー株日誌」などを読んで探していました。
その中から、優待条件と利回りを総合判断して決めましょう。
あと先ほどのアプリ「SBI証券 株」で、「銘柄検索」→「優待銘柄」と進むと、優待内容で絞って銘柄一覧を出せるので便利です。
優待銘柄の注意点とは
いちばんのリスクは、株主優待の廃止または縮小です。
想像できると思いますが、優待だけが目当てだった株主がいっせいに投げ売りますから、株価はひどいことになります。
優待銘柄を調べるときは、その企業が過去何年間、株主優待を継続してきたかをチェックするといいです。
過去に何度かある〇〇ショックを乗り越えてきた実績があれば、今後またショックがおきても優待は継続される可能性が高くなります。
優待銘柄の買い時2つ
優待株は基本的に「バリュー株」です。
バリュー株は、安くなったときに買うのが鉄則です。
買い時①:権利落ち日の直後に買う
ややこしいのですが、優待銘柄には「株主優待を得る権利が発生する日(権利付き最終日)」があります。
この日をまたいで保有すると、株主優待がもらえます。
そしてその翌営業日は「権利落ち日」と呼ばれます。
優待目当てで保有していた人のなかには、もう権利は得たので、権利落ち日には「すぐに売っぱらう」という人が一定数います。
よって権利落ち日の直後は株価が下がりやすいです。
このタイミングをねらって、割安に買えるというわけです。
ぎゃくに、権利付き最終日の直前に買うのは、もっとも割高となってしまいますね。
買い時②:相場全体が下がったときに買う
日本全体になにかショックがあり、相場全体が下がることは数年に1回あります。
そのときにつられて株価を下げた銘柄は、個別の要因ではないので、ショックがひと段落したらふつうはもとに戻っていきます。
その回復局面をねらうのもオススメの方法です。
まとめ
- 優待銘柄はガチホしやすい
- 自分の欲しい、使える優待品がもらえる銘柄を買う
- 企業の株主優待実施の実績をチェックしておく
- 権利落ち日の直後または相場全体が下がったときに買う
まだ証券口座を開いていない人は、コチラの記事もチェックしてみてください。
今回は以上です。ありがとうございました!