株の初心者だけど、どうしたら脱初心者になれるかな。。
初心者の株の勉強ってどうすればいいの?
中級者との違いは?
こんにちは、トモゾウです。
株をはじめとする投資経験は10年ほど。たぶん、中級者です。
そんな僕が、解説していきます。
株式投資の脱初心者になるためには
前提:株をもってますか?
まず、ここから始めましょう。
自分で株を買ったことがない人は、初心者ですらありません。
まずは株を買うところからがスタートです。
>>コチラで、「はじめて株を買うには、どんな銘柄が良いのか」を紹介しています。
相場の用語を知る
どんな分野でも、「よく出てくる単語」や「その分野の特有の表現」がわからないと、情報を仕入れることができません。
分からないものが出てきたら、最初のうちは、積極的にググりましょう。
株を1年以上保有する
株を「投資」として考えるなら、ある程度の期間保有するのが前提です。
相場には、1年を通してさまざまなイベントがあり、その中でどのように株価が推移したのかを知りましょう。
つぎで紹介する勉強法の「気づき」を得られますし、こんごの投資戦略を立てやすくなります。
失敗を経験する
上達への道は、「改善」の連続です。
いまは株で億万長者の人でも、過去を見てみると、かならず「大きなヤラカシ」のエピソードを持っています。(もちろん億万長者になったあとでも失敗はします)
失敗をしても、そこで諦めず乗り越えた人だけが、次のステップに進めます。
あなたがまだ失敗をしていないのなら、あきらかに経験不足です。
初心者の株の勉強法3つ
株の勉強というと、すごく難しそうなイメージがあるかもしれません。
たしかに独特な用語を使ったりしますが、みんながみんな経済学者のようではないし、そういう人だけが勝っている世界でもないです。
しきいは、意外とひくいです。
いますぐ始められて効果の高い勉強法を、3つ紹介します。
お金はかかりません。
勉強法①:用語の勉強
分からない用語が出てくるたびに、とりあえずググるといいです。
基本的な用語は、このさき何回も出てくるのでそのうち自然に覚えるし、使わないものは勝手に忘れて淘汰されます。
少しだけ効率のよいやり方は、「超初心者向けの株の入門本」を一冊だけ読むのがオススメです。
そこでは基本的な用語しか使われず、用語の意味まで本の中で解説してくれるので、一冊とおして覚えてしまえば、かなり対応できるかと。
入門本はだいたいどれも同じ内容なので、なんでも良いですが、いちおう僕がいちばん最初に買った本のリンクを貼っておきますね。
定番で評価も高い本なのでオススメです。
>>『めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門 改訂第2版』
勉強法②:「気づき」を得て、調べる
持ち株の動きを観察していると、いろいろな「気づき」を得られます。
たとえば、
「日経は上がっているのに、なんでこの株は下がるのだろう」
「毎回〇〇円のラインではね返されて落ちてくるな」
「今年この株は○月に上がったが、調べてみると毎年おなじ傾向があるようだ」
など、、
そういった気づきを得ると、知りたい欲が生まれて、勉強のモチベーションになります。
これは上級者になっても変わらず続けていくものなので、「気づき」を大切にしましょう。
勉強法③:ニュースから連想ゲームをする
世の中の大きいニュースや、自分と近い業種に関する情報がリリースされたら、「連想ゲーム」をしてみましょう。
たとえば、
「コロナの影響がやわらいで、鉄道株が上がっているから、つぎは出遅れている航空株がくるかも」
「トヨタのEVのリリースが出たから、車載半導体をあつかうメーカーの株が買われそうだな」
など、、
じっさいにその後の動きと合わせて、連想が当たっていたかも、観察してみましょう。
練習することで、先見眼を鍛えれば、まだみんなが気づいていないチャンスをつかむことができるかもです。
また過去にはどんなニュースがあったのかを知るのは重要です。
≫日経平均の歴史的な出来事を、ゴロあわせを使って丸暗記するための記事はコチラ
初心者と中級者との違いとは
じつは、初心者と中級者の「株の勝率」は、そこまで変わりません。
初心者が「テキトウに買って放置していたら、株価が5倍になっていた」ということはふつうにありますし、中級者でも何度も失敗をして資産を減らします。
ですが、初心者・中級者と上級者の差は、ケタ違いです。
中級者とは、上級者になる途上の人のことです。
株の勉強をやめていない
勉強をやめたら、成長はありませんから、初心者から抜け出すことはできません。
初心者が運よく勝って、そのままでいることも、悪いことではありません。
中級者は、「もっと上手くなりたい」と株式投資に向上心をもった人です。
取引スタイルをいろいろ試している
株の取引スタイルは、すごくたくさんあります。
時間軸でみて「短期」「中期」「長期」のいずれなのか、銘柄選定の基準が「ファンダメンタルズ」もしくは「テクニカル」どちらを重視するのかで、大別されます。
その中にも「順張り」「逆張り」で、エントリーのタイミングが違います。
さらに、「イベント投資」「仕手株まちぶせ」「配当・優待で利回りをねらう」などなど、、
これらを組み合わせると、投資スタイルのバリュエーションは無限です。
中級者は、これらの中から、「自分のなかでいちばん期待値が高い投資法」を探しています。
株式投資が好きである
これに尽きます。
世の中にたくさんの娯楽があるなかで、わざわざ株に時間をさくためには、好きでないとできません。
中級者以上の人は、株で失敗してもこりず、株を嫌いになりません。
そして「次はもっと上手くなる」と、もがいています。
まとめ
- 株式相場の基本的な用語を知る
- 自分で株を買い、長く保有して「気づき」を得る
- 失敗からまなび、上級者をめざして、勉強をつづける
「失敗を経験する」「取引スタイルをいろいろ試す」ということを言いましたが、僕自身さいきん「デイトレ」に挑戦しており、派手なヤラカシをしました。
そんな失敗を記事にしましたので、よかったらコチラも読んでいただけたら嬉しいです。
以上です。ありがとうございました!